最悪Lover
一瞬、蓮條を取り巻いていた女子たちの黄色い声が消える。


『瑞希』


なんでいきなり、呼んだりするのよ?

女子たちの視線が怖い。



「おまえ、遅刻しかけただろ?」


やばいっ!確かにしかけました。
でも、今、ゆわなくても・・・



「気を付けろよ?俺の彼女なんだからな?」


はりつめていた空気が、より張りつめた。



蓮條は、そのまま通りすぎていったが、取り巻きの女子たちは残っている。



「彼女って、どうゆうこと?」



やばい、怖すぎるっ!
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