誘惑したくなる上司の条件



「美味しかったですねー!」

「そうだな、コンビニのおでんは手軽で美味しいのが売りだよな」

「汁に中華麺いれて食べても美味しいですよ」


雑談も頃合いをすぎた頃…

テーブルの上を片付けていた私に課長が聞いた。


「今夜、泊まるのか?」

「えっ⁉」

それは、遠回しに…

俺の側にいろよ。的なあれですか⁈


「何を…するつもりですか?」

「何もしねーよ。

いや、ほら、終電なくなってるし」


時計を指差した課長。


「ほんとだっ‼」

「でも、会社から直行したから着替えなんてないよな?」


それってつまり…

俺の白T着とけよ的なあれですかっ⁈


女子があの、男子のちょっと大きめTシャツをだふつかせて


萌えきゅんしちゃう、あれですか?


「課長…卑猥ですっ‼」


「だから、何がっ⁈」



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