誘惑したくなる上司の条件


「驚いてないで足をどけろよ?」

「は、はいっ‼」

慌ててベッドの上に正座。

今まで酔っ払って、課長に送ってもらっても

朝起きて課長がいるなんていう大ハプニングは初めてだっ‼

慌てて自分を見ると着替えた記憶もないのに、なぜかちゃんとパジャマ‼


なに?何事なの⁈


「その様子を見る限り、昨日のことは覚えてないみたいだな。」

呆れ顔の課長。

昨日のことってなんでしょーかっ⁈

どうしたんでしょーか⁈


「…課長?私全く…何がどうなって、こうなっているのか分かりません…。」


頭の中で小さい私達がパニックで騒ぎ立てています。


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