続・祈りのいらない世界で
31・二度と帰ってこなかった
「……まま、よーちゃん、なにしてうの?」
「陽ちゃんはね、おっぱい飲んでるんだよ」
「……ぱい?」
「そう、おっぱい。フウもカンナのおっぱい飲んで大きくなったんだよ」
フウはコクコクと母乳を飲むヨウセイを不思議そうに見つめていた。
「……ふうね、よーちゃん、いいこいいこしてあげうの。ふうがずっと、してあげるのよ」
「フウがずっとずっと、守ってくれるの?」
「……あい」
キヨは母乳を飲み終えたヨウセイの背中をさすりながら、優しいフウの頭を撫でた。
「…げぷっ!」
「……あー!よーちゃん、げっげ(ゲップ)した。おかしーねぇ」
ヨウセイの一挙一動に可愛い反応をするフウを、キヨは微笑ましく思った。
「陽ちゃんはね、おっぱい飲んでるんだよ」
「……ぱい?」
「そう、おっぱい。フウもカンナのおっぱい飲んで大きくなったんだよ」
フウはコクコクと母乳を飲むヨウセイを不思議そうに見つめていた。
「……ふうね、よーちゃん、いいこいいこしてあげうの。ふうがずっと、してあげるのよ」
「フウがずっとずっと、守ってくれるの?」
「……あい」
キヨは母乳を飲み終えたヨウセイの背中をさすりながら、優しいフウの頭を撫でた。
「…げぷっ!」
「……あー!よーちゃん、げっげ(ゲップ)した。おかしーねぇ」
ヨウセイの一挙一動に可愛い反応をするフウを、キヨは微笑ましく思った。