☆コードC☆



「お昼、食べちゃおっか。」
「うん。」


裕もあの日から近寄ってこない。
これも私が望んだから。
これだって、計画通り。


『はっきり、ウザイって言ってね?』
『そうじゃないとまた会うでしょ?』


乃はよく分からないまま。
けど、死ななくてすんでいた。
本当に死んでしまったら。
そう考えたら怖かった。


だって、嫌いじゃないって言ってたから。
私はそれを信じたいんだ。




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