☆コードC☆



また来てしまった。

あの公園に。
あのスティックを握り締めて。

「あ、涼香ちゃん?」
「…………。」

虚ろな眼で振り返る。
そこには、あの人が立っていた。

「久しぶり。」




< 68 / 106 >

この作品をシェア

pagetop