☆コードC☆
『え……?』
「裕が、ずっと、好きだった……。」
沈黙は思ったより長くなかった。
それが、自分がドキドキしてたのか
本当に長かったのか
よく分からないほど
混乱してた、二人とも。
『嘘……。』
「ゴメン、切るね……。」
『待って!』
驚いて眼を閉じようとしたのを途中でやめた。
頭に熱を持ったのか
何だかぐらぐらしていた。
『……めっちゃ、嬉しい。』
それは、奇跡の言葉だった。
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