不要なモノは愛
冬悟さんが私の髪を何度も撫でる。

力の入らない体を預けて、私は眠りについた。

今は排卵期だったなと薄れていく意識の中で思いながら。



幸せな夢を見た。

冬悟さんが小さい女の子と手を繋ぎ、私が男の子の赤ちゃんを抱いて、水族館でイルカを見ていた。

イルカを見て、大きな口を開けて驚く子供たちを見て、私たちは微笑み合っていた。


ーendー


☆最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

長年小夏に想いを寄せていた男である一樹のストーリーを『振った男』で書きました。

こちらも読んでいただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。


水杜
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