【短編】LIFE
蓮side

「・・理。」

ん??

初沢??

あっ、さっきの事??

「はつざ・・・」

俺は、初沢を見つけた。

そして声をかけようとしたら。

「ちゅ」

え・・・・

初沢、彼氏いたの??

ってか、アイテ、梶原?!

そーだよなー。

梶原、可愛い系だもんなー。

面倒見の良い初沢なら、有りの恋か・・・

って、俺どんだけ深く入ってんの?


嫉妬?

いややや。
俺は・・・・


木葉が・・・・
初沢が・・・

スキ・・・

だから、木葉を泣かせない。


俺はそのあと、木葉のクラスに行った。

―休憩時間―


「木葉!!!」

「なによ?!デカイ声で呼ばないでよね?ってか・・・」

いろいろ言ってるけど、今の俺に余裕は無い。

「なぁ、お前、付き合ってんの??」

は?

って顔の木葉。


「付き合って・・・」

木葉が言いかけたとき。



「手、退けてくれる?」

木葉の肩から、俺の手を払いのける。



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