永遠を君に…
お互いの心の寂しさにつけ込むようにお互いの存在意義を確かめ合う。
そうしないと生きているのか分からなくなるんだ。
そうでもしないと私は きっと生きていけない。
私が死んだら それに気付く人はどのくらいいるだろう。そんな事考えれば考える程 暗い方向へ持っていってしまって ますます怖くなるのに……
きっとカケルも そうなんだ。
カケルはカケルなりの事情が あるんだろうけど、違う人物でも違う境遇だとしても感じる事が同じになることなんて奇跡って言うほど凄いものじゃないのはわかってるけど…
そんなカケルに出会えた事が私にとって奇跡なんだよ。
「 ちょ……いいよ。しなくて。」
終わると私は また立てなくなった。
そんな私に変わりカケルが洗い物をしてくれてる。