永遠を君に…
私は今ハッキリ言ってカケル以外の人に興味はない。
別に、居なくても構わないし居ても構わない。
でも、カケルの存在だけは必要なんだ。
だからね、会いに行くよ。カケル
一歩近付くにつれドキドキする。
前に着いた所で 携帯で身だしなみを整える。
それで別に楽しみなんかじゃなかったよ的な表情をつくる。
「おぉ。早かったな」
カケルは 奥の部屋から出てきた。
私はカケルと、奥の部屋に入った。
テレビがついていてテレビの前に、どさっとカケルが座った。
「…今日みんなは?」
みんな…とは仲間のこと。
私も全員は知らない。
でも最近 みんなを見かけないようになった。家にも来てない様子だった。
「あー、だって別に会いたくもねぇから」
「えっ!?喧嘩したの?」
私が心配そうに聞くと カケルは…
「会ったって、する事ねぇからだよ。」と、私がうるさいからなのかテレビの音量を少しあげた。