永遠を君に…
悠斗が居ない学校なんて行けなかった。
行っても何も出来ないし何もする事もないし…。
だったら、行く意味なんて無いじゃない

その日からあんまり家に出なくなった。
夜にコンビニに行ったり するだけだった

休まるはずの身体は少しも休まらず
目を瞑れば 悠斗が消える夢しか見なかった。

その日 少しは身体を動かそうと夜町を歩いていたら 目の前に5人位の集団の男たちが居た。
それに気付いて私は道を引き返そうとしたが「おい‼」と声を掛けられ私に近付いて来た。
「お前…こたにはな か?」


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