永遠を君に…
名前を呼ばれた…。
私は少し頷いた…。

「ちょっと来い…っ」
力強く腕を引っ張られた。

そのまま連れて行かれた。
どこか遠い所に連れて行かれた気がした

あの部屋に連れて行かれた。
床に座り込み カケルはソファに座った

「何か用?」私は カケルを睨み付けた

「んー…まあ ちょっと待て。」そう言ってソファの近くのタンスから服を取り出しカケルは着替え出した。

……ドクン……っ ‼

一気に心臓が動き出して息が上がった。
カケルの腰の辺りには卍マークがあった

「……それ……。」私は指差した。
「あぁ、これ?やっぱ覚えてたか?」

は?覚えてた?
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