永遠を君に…


「何、それ。あいつ知ってて別れたのか?」


「ううん…!私がフったの…背負わせたくなくて…」


すると真は 少し俯いて 私の顔を見た


「やっぱ あいつの事が大切なんだな…」


そう言った。


でも 真は本当に言いたいことを言ってない。


『俺の方が大事にするのに』


私が 何て答えるか分かってるし次がない事もわかってる。


< 179 / 236 >

この作品をシェア

pagetop