永遠を君に…
私の目の前に居るのは悠斗じゃない…

カケルだ。

「なに?なんでここにいるの?」
「お前に用が あるから 」

いつもとは違う真剣な眼差しで言われたから私も言われるがままあの部屋に…

私は ここに来るのが3回目だろうか?
ずっと前に来た錯覚を覚えた。

コンクリートの床に座らされた。

「 そこの端の床見ろよ。」と私から見て右の床を指差した。

何か 赤黒い色がついていた。
灰色の床には 少し目立ってしまう色だ

「 なに?これ。」



「 血 」
< 25 / 236 >

この作品をシェア

pagetop