永遠を君に…
「 気持ち悪ぃもん見せんなよ 」私がそう言うと カケルは…
「ホントに気持ち悪い?可哀想だな。あいつは…最後まで」

は?何言ってんの?

「この血はお前を生命懸けて守ろうとした証なのになぁ」カケルは慈しむような口調で少しおちょくりを加えた言葉を発した。

その言葉で私は頭をフル回転させた…。

「 … ゆ…うと?」
「 そー。」クイズが当たったかのように言った。

「なんっで…悠斗の血が?生命懸けてってなに?」私はカケルにすがるように聞いた

「あいつ さー … 」とカケルは 出来事を話してくれた。

帰り道…またトボトボと夜の道を歩いた
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