永遠を君に…
「大丈夫…だから…」
本当に大丈夫?
「気に掛けないで…」
大丈夫じゃない。

もう精一杯…毎日生きる事に必死で
いつカケルに消されるか分からない。

私も…私と関わったみんなも…

悠斗…悠斗…悠斗悠斗悠斗…っ

「ハァ…っ…っ…は…」一気に息が出来なくなった。皆が見てるのに…
こんなに不安定な自分を見られたくない

黙って…気取ってる感じで自分を塗り繕ってる私は、自分の弱さを知られる事が嫌なの‼

私は、急いで教室を出て スカートのポッケに入れてた袋を取り出し息を整えた。

高校に入ってから いつどこで息が出来なくなるか分からないから常に袋を持ち歩いた。
そして、保健室へ駆け込んだ
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