永遠を君に…
「あ…ごめん」私は作り笑いをした。

「なに、その引きつった顔。わざとだろ」

バレてる…そりゃそうか。分かりやすもんね。
私は、真に謝って何とか席から退いてもらった。

それでも、残りの2時間の授業中
ジトーっと ただでさえ蒸し暑い季節なのに蒸し暑いジメジメした視線を送ってくる真…


悪いけど…うざい。

私は真にそう告げた。

「ちょ…ひど‼ てか、華が何あったか話さないからじゃん?」とポジティブな考えと私のせいだと言うことを伝えて来た

信じてもいい.と思ったけど まだ全てを話すには少し時間がかかりそうだった。

「___決心出来たら 話す…」私は俯いて
そう言った。
「うん。わかった」何とも優しい笑みを浮かべて教室に入って行った。

私は また悠斗の事を思い出した。重ねてはいけないのに…別の人なのに私の全てを知っているかのように接してくる。

悠斗は、生きてるんじゃないかと思ってしまう。真が悠斗なんじゃないかとか…
あるはずも無い事を考えてしまう。

でも、せめて私の暗い目には そんな希望が欲しかったんだ
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