永遠を君に…
「風邪ひくよ。服着ないと」
床に無造作に投げられた服を取って
着さしてくれた。

気付けば夜の9時を回ってて時計を見た時 お腹が減ってきた。
家に…帰ろう。あの家に…。

ソファから立ち 建物から出て行った。

家に着くとお母さんは まだご飯を作ってる途中だった。

「あっ、おかえりー。ごめんね.もうちょっと待っててね」
と フライパンを動かしながら喋った。

階段を上がり部屋に戻って服を脱ぎ鏡を見た。
胸の歯型と脇腹の赤い痣 太腿には
引っ掻いたように少し血が滲んでミミズ腫れのようになっていた

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