永遠を君に…

F e e l

学校終わりにカケルの部屋へ向かった。

ドアの前すぐにうずくまってる女の子が居た。


「あの〜どいてもらえます?」私は関わりたくなかったが邪魔に、なってるから嫌々声を掛けた。

「あんた 私の事 笑ってんでしょ?あんたも その内捨てられるよ 」
何も知らない女に大きな誤解をされ文句を言われた。
いきなりの喧嘩腰に私も流石に苛立ちが募った。

「はぁ?もう あんたは用済みなんだろ?さっさと消えろ」
何も感情を、入れず冷やかな目で呟いた

その女の子は 悔しそうにどいてくれた。


邪魔が居なくなった所で ドアの前に 立ち深呼吸をした。

大丈夫…この想いが叶えば ただ幸せになれる。この想いが報われなくても もう虚しさに縛りつけられる事は無くなる。

< 74 / 236 >

この作品をシェア

pagetop