永遠を君に…
学校が終わると私はカケルの所には寄らず真っ直ぐ家に帰った。
今までの苦しさが全て終わった今になっては襲われた場所も 懐かしく感じる。


誰も居ないリビングでテレビをつけた。

平和なはずの日本は 色々物騒な事件が多くなって居る。
死体遺棄とか監禁とか…。
恋人や夫婦や家族を殺したり…

何で そんな事が出来るのだろう。
愛する人を殺す人は どんな思いで犯罪に手を染めるのだろう。
とか 知りたくもないくせに他人事だから そんな事を思ってみる。


気の悪いニュースを聞き眠たくなってソファに寝っ転がり目を閉じる。

< 84 / 236 >

この作品をシェア

pagetop