永遠を君に…

「ん…うまい。」
口いっぱいにご飯を詰めながら喋る。

よかった。食べてもらえて。


普通の量の私と ほぼ同時に食べ終わった

食べるの早いなー。さすが男子だ。


「ありがとな。最近カップラーメンしか食ってなかったから…」



カケルは割と筋肉質で 使える筋肉を持っている。それなのに自分では料理しないから外食かインスタントのみで過ごす日々も少なくないことを知っていた。


「 次はさ ロールキャベツ作ってよ。」

「え?ロールキャベツ?好きなの?」
カケルから ロールキャベツみたいな料理名が出て来るとは正直思ってもいなかった。


「割と好き…かも。トマト感強いやつ…」

カケルに あと1度は必ず手料理を食べさせてあげれる。にやけが止まらなかった


「わかった。食べたい時言ってね。」

私はそう言いお皿を重ねて流しへ持って行き テレビをつけてカケルに見るように言い再度流しへ戻り 洗い物を始めた。

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