永遠を君に…



「あー…もう、こんな時間か……」
カケルは 上の服を着ながら時計を眺める。もう…帰っちゃうのかな?


「 ……帰るの ?」
今までだったら出来なかった、彼女としての甘え。


「帰りたくねぇけどな……」


「じゃあ、泊まったら?」
私の一言に驚いたように目を見開いた。でも また普通の顔に戻った。


「俺も一緒に居たいよ?でも流石にお前の親帰って来るだろ…」


この前まで帰りたいって言っても中々帰してくれなかった奴が今更何言ってんだって感じだ。


「別に いいじゃん。____離れたくないよ…。昨日も すっごく寂しかった……」



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