永遠を君に…
言い終わる頃には 目に涙が溢れて居た。
カケルは それを拭うと私を抱きしめてくれた。
「ん…わかった。」
お母さんが帰って来る間に二人ともお風呂を済まして 私の部屋に入った。
「なぁ…もっとデカいのねぇの?」
お風呂あがりに貸した部屋着は 私サイズな為 男の子には少し…いや かなり ちっさいみたいだった。
私が着ると太ももくらいまでの長さのTシャツが腰が隠れるか隠れないかくらいまでになり 一番問題なのが肩幅だった。
肩幅の線が 上に入っていた。
「 えー?そんなに変わる?」
私がカケルの身体をペタペタ触って大きさを確かめる…
「ちげーよ。もっと俺の身体の事覚えて」
カケルの一言に私は一気に顔が熱くなった。