強面彼氏
白鳥さんは頬を染め「いいんですか?」と私に聞いてきた。

でも、なんで中川さんの妹さんが社長の晩御飯を作る予定だったんですか?と聞かれ

よくうちにも遊びに来てて、母が食事なんかを気にしてるので今日は作りに行く約束したんですといい

でも用事が出来てしまって「申し訳ありませんがよろしくお願いします」と頭を下げて会社を出た。


はーっ!!やっぱり私とは違いすぎるでしょ!!

身長も高くてすらっとしてて出てるとこは出ててしかも色気はあるし・・・・・

私とは正反対そう思うと目からぽたっぽたっと落ちてくる・・・・・なんで涙

やっぱり好きなんだ・・・・でも私と豪君は釣り合わない

なんかつらいなあ・・・・そんな気持ちがあふれてきて涙も止まらなかった。

どこを歩いてたのかふらふら歩いてると「おい中川」と呼ぶ声

どこから呼ばれたかわからず・・・・きょろきょろしていると「あっ、相沢君」

お前こんなところで何してる…え、どうしたその顔・・・ちょっとこっち来いと言って

あたしの手を引っ張る相沢君

近くのカフェに連れ込まれ早くそのひどい顔どうにかして来いと言われトイレにいるんだけど

マジでひどい顔をしている・・・

はぁ、今度からどんな顔して合えばいいのかな?

なんかもういやだなってどんどん落ち込んでくる

でも、戻らないと相沢君も用事があったら悪いしと急いでメイクをした。

これでどうにか少しは見られる顔かな?とチェックして相沢君がいるテーブルへ戻る

私の顔を見て相沢君は「少しはまともな顔になった」と笑っていた。

ちょうど椅子に座るとイチゴがたくさんのっかったケーキとクマさんの絵がついたラテが並べられた・

落ち込んでるときは食べたり人に話せばすっきりするんだから聞いてやるから話せという相沢君

どうしょうかと悩んでいるとお前離さないならこのケーキは俺が食べると言って

私の前にあったケーキを取ろうとする

急いで取り返し「話すから」というと・・・相沢君は意地悪な顔でこういった。

お前が元気になるならどんなことでも付き合うから話してみろよって・・・・

正直相沢君の優しさが胸に響いた。
< 22 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop