幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
翌日、保育園にいくと圭介さんが園庭の掃除をしていた。


「圭介さん、今日は早いですね?」


「今日は大学の講義、午前中だけだったんだよね。

それより、昨日会った男の子って彼氏?」


「いえ、幼なじみです」



「あ~なるほどね♪

そんな感じ、したした♪

俺、めっちゃ睨まれたもんね」



「玲音が失礼な態度とってすみませんでした」



圭介さんにペコリと頭をさげて謝ると
圭介さんは楽しそうに笑った。


「いいの、いいの。むしろめっちゃ親近感♪

彼に優しくしてあげてね?」



「………へ?」




鼻歌を歌いながら用具入れを片付け始めた圭介さんに首を傾げた。




< 105 / 203 >

この作品をシェア

pagetop