幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
子どもたちの帰りの支度をして、お別れの挨拶を終えると

気がつけば6時半になっていた。



「お先に失礼します!」



先生たちに挨拶をして、圭介さんに声をかけると、

子どもたちの遊具を片付けていた手を止めて圭介さんがついてきてくれた。


このくらいの時間なら一人で帰れるんだけどなぁ…



薄暗い園庭を突っ切って

門を通りすぎたところで突然大きな声で名前を呼ばれて飛び上がった。




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