幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
もう無理っ!
「おはよ、りりちゃん。
もう朝だよ?」
耳もとに響く甘い声に、
重いまぶたを必死にこじあける。
「りりちゃん、よく眠れた?」
なんとか目を開くと、間近にせまるのは……玲音の顔?
「うわわっ!!
な、な、なにしてるのっ?!」
馬乗りになっている玲音をバシバシと叩く。
「だって、りりちゃん、なかなか起きないから」
「………っ!!」
玲音の顔が間近にせまって息が止まりそうになる。
「あのさ、最近、りりちゃん変だよ?
どうしたの?」
「変って、な、なにがっ?!」
「だって、いつもなら容赦なくパーンって平手がとんでくるのに。
りりちゃん、どうしたの?」
か、顔が、近いっ!!
近すぎるっ!!
「ど、ど、どうもしないっ!
それより勝手に部屋に入ってこないでっていつも言ってるでしょっ!
着替えるから出ていって!」
ドスドスと玲音を蹴飛ばして部屋から追い出すと、熱くなったほっぺたに手をあてた。
うぅ…
玲音の顔がまともに見れない…
もう朝だよ?」
耳もとに響く甘い声に、
重いまぶたを必死にこじあける。
「りりちゃん、よく眠れた?」
なんとか目を開くと、間近にせまるのは……玲音の顔?
「うわわっ!!
な、な、なにしてるのっ?!」
馬乗りになっている玲音をバシバシと叩く。
「だって、りりちゃん、なかなか起きないから」
「………っ!!」
玲音の顔が間近にせまって息が止まりそうになる。
「あのさ、最近、りりちゃん変だよ?
どうしたの?」
「変って、な、なにがっ?!」
「だって、いつもなら容赦なくパーンって平手がとんでくるのに。
りりちゃん、どうしたの?」
か、顔が、近いっ!!
近すぎるっ!!
「ど、ど、どうもしないっ!
それより勝手に部屋に入ってこないでっていつも言ってるでしょっ!
着替えるから出ていって!」
ドスドスと玲音を蹴飛ばして部屋から追い出すと、熱くなったほっぺたに手をあてた。
うぅ…
玲音の顔がまともに見れない…