幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
「私が颯大のお祝い会行った時、

バス停近くの歩道で女の子といちゃいちゃしてたじゃん!!」



「……なんでりり花がそんなこと知ってんだよ」



唖然としながら玲音が呟く。



「忘れ物しちゃって取りに帰ったときにたまたま見ちゃったの!

玲音のエロっ!!」



「なんだよ、それ。

家に押しかけてきたから説得して追い返してただけだよ」



「へー、説得ね!あんなにベタベタ触ってたくせに!

もう玲音なんて知らないっ!」



プイっと玲音から顔を背けると、

玲音が目をパチクリとさせた。



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