幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
うげっ、イヤな予感っ!



「ほらほら、りりちゃん、そんなに照れないで♡」



チュパっ♡♡♡



玲音の唇が私の唇と重なった瞬間、教室がどよめいた。


目の前で沙耶ちゃんが固まっている…



バッチーン!!!


間髪入れずに玲音を平手ではじき飛ばすと水を打ったように教室が静まりかえった。



「教室でキスしてくるバカがどこにいるの?!」



「ここにいる♡

だって、俺たちつきあってるんだから、

ちゃんとPRしておかないとさっ」




はぁ……


先が思いやられる……



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