幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
「それより、玲音くん、あの子なんで玲音くんのジャージ着て体育してんの?浮気?」
沙耶ちゃんの言葉に玲音が訳が分からないといった様子で首をひねる。
「なにそれ?」
「あの子のこと」
沙耶ちゃんの視線を追って校庭を見回した玲音が、ぴたりと動きを止めた。
「……なんであいつ、俺のジャージ着てんの?」
「さあ?」
3人でなんとなく校庭を眺めていると、机の上に置いてあった私の携帯がプルプルと震えた。
颯大からのメールだった。
沙耶ちゃんの言葉に玲音が訳が分からないといった様子で首をひねる。
「なにそれ?」
「あの子のこと」
沙耶ちゃんの視線を追って校庭を見回した玲音が、ぴたりと動きを止めた。
「……なんであいつ、俺のジャージ着てんの?」
「さあ?」
3人でなんとなく校庭を眺めていると、机の上に置いてあった私の携帯がプルプルと震えた。
颯大からのメールだった。