幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
モヤモヤした気持ち
夕飯の時間、ハンバーグを食べながらご機嫌の玲音をちらりと盗み見る。
「りりちゃん、めっちゃ美味いっ!
俺、絶対りりちゃんのハンバーグが世界一美味いと思うっ!」
「じゃ、明日のお弁当にもいれておくね?」
「ホントに?!やったっ!いい嫁もって俺って本当に幸せ者だ~♪」
「嫁じゃないけどね?」
「じゃ、彼女かな♪」
「……でもないけどね?」
できる限りの冷たい視線を玲音に送る。
「相変わらずつれないなあ♪
でも、俺はりりちゃんのこと大好きでしょ?
それで、りりちゃんも俺のこと好きでしょ?」
「幼なじみとしてね?」
「ってことは、俺たちは相思相愛ってことだから、なにしてもいいってことだよね?」
「どうしてそうなるの?」
「今日学校で習ったじゃん。3段論法ってやつ」
「……ホントに授業聞いてた?3段論法が泣いてるよ?」
「りりちゃん、めっちゃ美味いっ!
俺、絶対りりちゃんのハンバーグが世界一美味いと思うっ!」
「じゃ、明日のお弁当にもいれておくね?」
「ホントに?!やったっ!いい嫁もって俺って本当に幸せ者だ~♪」
「嫁じゃないけどね?」
「じゃ、彼女かな♪」
「……でもないけどね?」
できる限りの冷たい視線を玲音に送る。
「相変わらずつれないなあ♪
でも、俺はりりちゃんのこと大好きでしょ?
それで、りりちゃんも俺のこと好きでしょ?」
「幼なじみとしてね?」
「ってことは、俺たちは相思相愛ってことだから、なにしてもいいってことだよね?」
「どうしてそうなるの?」
「今日学校で習ったじゃん。3段論法ってやつ」
「……ホントに授業聞いてた?3段論法が泣いてるよ?」