幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
すると、スーツケースを手に玄関から一歩踏み出したしたお母さんが
はっとしたように振り返った。
「あっ!言い忘れてたけど、2人で暮らしてることが学校にバレたら退学なんですって♡
意外と厳しいわよね、あの学校。
だから、2人暮らしは御内密にね♡
それじゃ、good-by〜♪」
「え?退学ってなに…?!
ちょっと…
はあぁぁっ?!
そんな重要なことこのタイミングで言う?!」
がっくりと床に両手をついてうなだれていると、
バタンと扉が閉められてお母さんの足音が遠ざかっていった。
「はぁ…
どうしてあんな人が私の母親なんだろ…
退学なんてリスク背負うくらいなら私、やっぱり一人暮らしがいい…」
「ま、いいじゃん♪
これからよろしくね、りりちゃん♡」
ううっ……
全然よろしくない……
サンドイッチを食べながらニコニコと笑っている玲音を見上げてため息をついた。
はっとしたように振り返った。
「あっ!言い忘れてたけど、2人で暮らしてることが学校にバレたら退学なんですって♡
意外と厳しいわよね、あの学校。
だから、2人暮らしは御内密にね♡
それじゃ、good-by〜♪」
「え?退学ってなに…?!
ちょっと…
はあぁぁっ?!
そんな重要なことこのタイミングで言う?!」
がっくりと床に両手をついてうなだれていると、
バタンと扉が閉められてお母さんの足音が遠ざかっていった。
「はぁ…
どうしてあんな人が私の母親なんだろ…
退学なんてリスク背負うくらいなら私、やっぱり一人暮らしがいい…」
「ま、いいじゃん♪
これからよろしくね、りりちゃん♡」
ううっ……
全然よろしくない……
サンドイッチを食べながらニコニコと笑っている玲音を見上げてため息をついた。