幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)
すると、ズボっと頭からジャージをかぶせられた。
「りりちゃん、それ俺の試合用の勝負ジャージ。
それ着てると、めっちゃ調子いいんだよ。だから特別に貸してあげるっ♪」
「えーっ、いらないよっ。これ着ちゃうと見学できなくなっちゃう」
「いいからいいから♪」
「っていうか、背中にこんなに大きくKISARAGIって入ってたら、玲音から借りたのバレバレじゃん!」
「いいじゃん、どうせそのうち、りりちゃんだって如月になるんだから♪」
「ならねえっつーの!!
玲音までお母さんみたいなこと言わないでよ!」
すると、隣に座っていた沙耶ちゃんが真っ赤な顔をして目を潤ませはじめた。
「……ど、どうしたの、沙耶ちゃん?」
今の会話のどこに感動ポイントが?!
「りりちゃん、それ俺の試合用の勝負ジャージ。
それ着てると、めっちゃ調子いいんだよ。だから特別に貸してあげるっ♪」
「えーっ、いらないよっ。これ着ちゃうと見学できなくなっちゃう」
「いいからいいから♪」
「っていうか、背中にこんなに大きくKISARAGIって入ってたら、玲音から借りたのバレバレじゃん!」
「いいじゃん、どうせそのうち、りりちゃんだって如月になるんだから♪」
「ならねえっつーの!!
玲音までお母さんみたいなこと言わないでよ!」
すると、隣に座っていた沙耶ちゃんが真っ赤な顔をして目を潤ませはじめた。
「……ど、どうしたの、沙耶ちゃん?」
今の会話のどこに感動ポイントが?!