美人モデルは最強姫⁉︎
明日は仕事ないから天桜のほうに顔だそっかなぁ。
久しぶりにみんなに会いたいし!
私はモデルでありながら世界1の暴走族「天桜」の総長もしている。
もちろんここだけの秘密ね!
仕事のある日はなかなか立ち寄れなくて顔を出せないけど、みんなはいつでも私を笑顔で迎えてくれる。
家族よりも大切な仲間。
家なんかよりも、天桜の倉庫の方がよっぽどくつろげるし疲れが取れるんだよね。
ガチャ
「ただいまー」
玄関のドアを開けて形だけの挨拶をする。
………………。
沈黙が続いた。
またか。
心の中で予想をしておきながら、リビングまで進むと小さなメモと1万円札が置いてあった。
桜へ
仕事が遅くなるのでご飯は
出前とって食べてね。
母より
別にどーでもいいし。
もうこんなの慣れっこ。
ここ何年か、お母さんとご飯を食べたことなんてない。
お父さんは単身赴任だし、家では1人でいるのが常だった。
私だって子供じゃないし、寂しいなんて思ってない。
1人の方がむしろ楽。
けどやっぱり、そんな母親にイラッとはしちゃうみたいで…。
メモ紙に八つ当たりするようにゴミ箱に投げ入れ、寿司を頼んで1日を終えた。
久しぶりにみんなに会いたいし!
私はモデルでありながら世界1の暴走族「天桜」の総長もしている。
もちろんここだけの秘密ね!
仕事のある日はなかなか立ち寄れなくて顔を出せないけど、みんなはいつでも私を笑顔で迎えてくれる。
家族よりも大切な仲間。
家なんかよりも、天桜の倉庫の方がよっぽどくつろげるし疲れが取れるんだよね。
ガチャ
「ただいまー」
玄関のドアを開けて形だけの挨拶をする。
………………。
沈黙が続いた。
またか。
心の中で予想をしておきながら、リビングまで進むと小さなメモと1万円札が置いてあった。
桜へ
仕事が遅くなるのでご飯は
出前とって食べてね。
母より
別にどーでもいいし。
もうこんなの慣れっこ。
ここ何年か、お母さんとご飯を食べたことなんてない。
お父さんは単身赴任だし、家では1人でいるのが常だった。
私だって子供じゃないし、寂しいなんて思ってない。
1人の方がむしろ楽。
けどやっぱり、そんな母親にイラッとはしちゃうみたいで…。
メモ紙に八つ当たりするようにゴミ箱に投げ入れ、寿司を頼んで1日を終えた。