青春れもん
入学式
「おはよう」元気な声が飛び交う昇降口。
この4月から中学生になった、
私、笹賀 華(ささか はな)。
入学式早々、クラスが書かれているボードに
みんな、釘付けだ。
「華~!何組??」小学生の頃からの親友、
七瀬 日菜(ななせ かな)。
「私、1組!!華は?!」昔からおてんばで元気な日菜。こんな雰囲気が好きだ。そうだ、私は、何組なんだろう。「に、2組だ…」私より先に私の名前を見つけたのは日菜だった。
「華…一緒のクラスじゃないなんて寂しいよー!」日菜が抱きついてきた。私も…日菜と一緒が良かった。なんで、別なんだろうと自分の未来を恨んだ。泣きそうにだってなった。
でも、仕方ないのだ。これが…運命…なんだから。
この4月から中学生になった、
私、笹賀 華(ささか はな)。
入学式早々、クラスが書かれているボードに
みんな、釘付けだ。
「華~!何組??」小学生の頃からの親友、
七瀬 日菜(ななせ かな)。
「私、1組!!華は?!」昔からおてんばで元気な日菜。こんな雰囲気が好きだ。そうだ、私は、何組なんだろう。「に、2組だ…」私より先に私の名前を見つけたのは日菜だった。
「華…一緒のクラスじゃないなんて寂しいよー!」日菜が抱きついてきた。私も…日菜と一緒が良かった。なんで、別なんだろうと自分の未来を恨んだ。泣きそうにだってなった。
でも、仕方ないのだ。これが…運命…なんだから。