ながれぼし



この時


雪がもっと正直だったらよかったんだ



あんな事にはならなかったんだ




「そんな事言って俺がおらんようになったら悲しいやろ〜?笑」


「はあー?笑
悲しくないしなあ!どっか行って下さいって感じ☆笑」


いつもの春人の冗談に雪も冗談っぽく返したつもりだった


でも春人の顔は冗談を言ってる時の顔じゃなかった


「なんなだあ〜笑
まっそお言ってもらえて俺は安心かなっ笑」


「はいはい。どっか行ってね〜☆笑」





全部全部冗談だと思ってた






だからそんな事言っただけやのに









全部全部冗談だったらよかったのに………






< 128 / 248 >

この作品をシェア

pagetop