ながれぼし



そんな話しをしていると
辺りはもう真っ暗になっていた


「じゃあ、俺そろそろ帰るわ」

「うん、また明日」

「今日わ雪の見た事ない顔よおけ見れておもろかったわ笑」

「…むかつく
てか明日からちゃんと噂は否定しといてよなっ!」

「雪怖ーい」

「わかった!?」

「はいはいわかったよ」

「ほんまに?じゃあね
(絶対わかってない気するけど)」

「おう
お疲れ!」





この時はまだ春人に特別な感情はなかったけど


春人の傍はすごく居心地がよかった



そう思ってた



でも気付いてなかっただけで


この時から春人に惹かれてたのかもしれない



私は
気付くのが遅すぎたんだ



私がもっと早く素直になっていたら




上手くいっていましたか?




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