ながれぼし
伝えたいこと
そんな情けないあたしを見ても
優しい春人は自分のせいだと思い
必死でなぐさめてくれた
「雪〜
ほんまに黙っといてごめん!泣かんといて」
「違っ…何も知らんかった自分が…嫌…!」
「そんな自分責めんといて?
それに今は
昔母さんがホームステイしとった人が迎えてくれてその人の家で住ましてもらいよるし…
なんとかやっていけよるよ★
仕事もあるし♪」
「そっ…か
てか仕事、パン工場…なんや」
「うん……
この仕事しよったら
雪にまた会える気がして
雪に会える事ばっかり考えよったけど…
ほんまに会えたな!
夢みたいやわ☆」