ながれぼし
いじめ1
教室に戻ると春人はあたしの席に座っていて携帯をイジっていた。
あたしに気ずくと携帯をイジるのをやめ、
あたしにニッコリと微笑んできた。
笑った顔めっちゃ可愛い
「雪…………………………おいっ!!……………雪ーーー!!」
あっ!!と春人の声で我に返る。
あまりにも可愛い春人の笑顔……
この笑顔…女の子を落とす武器みたいやしっ!!笑
でもあたしは騙されんけどな〜
「ゴメン。考え事してた 笑」
適当な理由をつけて返事する。
「考え事ってなんなだ〜悩んどんやったら言えよ?友達なんやしっ」
その時だった………
教室の隅っこの何人からかなる友達の輪からの鋭い視線
紛れもなく中田さんだ。
“いつも見とるけん”
ふとその言葉が頭をよぎった。
あの言葉…冗談ちゃうくて本気やったんや…汗
考えただけで身震いする。
でもそんな事で負けてられへん