みんなの冷蔵庫(仮)2
施設の裏にある来客用の駐車場に車を停めると、すぐ横の中庭にいた子供達が、それぞれ遊んでいた縄跳びやボールを持ち、うわっと一斉に近寄ってきた。
「シグ兄が乗ってる!」
「本当だー!シグ兄ぃどうしたのこの車!」
子供達は俺を見つけると窓に張り付き、興味津々に目を輝かせた。
「お土産だよ。先生に渡して、手を洗ってみんなで仲良く食べてね」
リューマンがそう言って後部座席から大きなブルーの紙袋を三つ取り出し、身を屈めて子供達に手渡した。
すると子供達は歓声をあげ、俺なんかに目もくれず、あっという間に中へ消えていく。
車から降り、ちょっとお土産が羨ましくてみんなの後ろ姿を見つめていると、リューマンがすぐ横に立った。
「シグ兄が乗ってる!」
「本当だー!シグ兄ぃどうしたのこの車!」
子供達は俺を見つけると窓に張り付き、興味津々に目を輝かせた。
「お土産だよ。先生に渡して、手を洗ってみんなで仲良く食べてね」
リューマンがそう言って後部座席から大きなブルーの紙袋を三つ取り出し、身を屈めて子供達に手渡した。
すると子供達は歓声をあげ、俺なんかに目もくれず、あっという間に中へ消えていく。
車から降り、ちょっとお土産が羨ましくてみんなの後ろ姿を見つめていると、リューマンがすぐ横に立った。