みんなの冷蔵庫(仮)2
シオくんとごにょごにょ聞き取れない大きさの声で話をしていた金髪男が、いきなり両手で引き戸を開け放った。
俺達も一斉にそっちを見る。
そこに野崎さんが立っていた。
目にいっぱい涙を浮かべて、両手で口元を押さえ、小刻みに震えていた。
「ちよみ。おいで」
金髪男は両手を大きく広げ、優しい声音で言った。
「ちよみ……行くのか?」
キョンキョンが聞いてるこっちまで苦しくなるような、低く、切なげな声で言った。
俺達も一斉にそっちを見る。
そこに野崎さんが立っていた。
目にいっぱい涙を浮かべて、両手で口元を押さえ、小刻みに震えていた。
「ちよみ。おいで」
金髪男は両手を大きく広げ、優しい声音で言った。
「ちよみ……行くのか?」
キョンキョンが聞いてるこっちまで苦しくなるような、低く、切なげな声で言った。