みんなの冷蔵庫(仮)2
「つーか寝るか普通」
ふてぶてしい声がちよみの後ろから聞こえた。
これは忘れない。
シオだ。
「やっちんさ、即寝かましてうなされて、神経太いのか細いのか分かんないね」
シオは刺々しくそう言うと、足を投げ出して座ったままため息をつき、膝を立てて立ち上がる。
その態度で、俺がそう長く睡眠を取っていた訳ではないことがわかる。
何時間も眠り込んでいたら、こんな嫌味じゃすまないはずだ。
その場合、ちよみではなく、シオにたたき起こされていただろう。
ふてぶてしい声がちよみの後ろから聞こえた。
これは忘れない。
シオだ。
「やっちんさ、即寝かましてうなされて、神経太いのか細いのか分かんないね」
シオは刺々しくそう言うと、足を投げ出して座ったままため息をつき、膝を立てて立ち上がる。
その態度で、俺がそう長く睡眠を取っていた訳ではないことがわかる。
何時間も眠り込んでいたら、こんな嫌味じゃすまないはずだ。
その場合、ちよみではなく、シオにたたき起こされていただろう。