みんなの冷蔵庫(仮)2
母親の顔すら思い出せないのに、強烈に憶えていたんだ。
俺の全身を舐める、気持ちの悪い男の顔を。
白髪になって仕立てのいいスーツを着ていたけど、あの時の男だとハッキリ分かった。
男は俺のことに気付いていないようだった。
そしてホストをやらないかと言ってきた。
一度は断った。
でも渡された名刺を手に店に行ってみて、ホストをやる決心をした。
経営者はあの男ではなく、男の娘だった。
俺はホストクラブで働きだし、女に近付いた。
あんなに嫌だったセックスも、あの男の娘なんだと思うと何度でもできた。
復讐という名の下には、全て快楽だった。
この女を破滅に追いやろうと計画を練った。
俺の全身を舐める、気持ちの悪い男の顔を。
白髪になって仕立てのいいスーツを着ていたけど、あの時の男だとハッキリ分かった。
男は俺のことに気付いていないようだった。
そしてホストをやらないかと言ってきた。
一度は断った。
でも渡された名刺を手に店に行ってみて、ホストをやる決心をした。
経営者はあの男ではなく、男の娘だった。
俺はホストクラブで働きだし、女に近付いた。
あんなに嫌だったセックスも、あの男の娘なんだと思うと何度でもできた。
復讐という名の下には、全て快楽だった。
この女を破滅に追いやろうと計画を練った。