みんなの冷蔵庫(仮)2




なんでナメクジがっ?!

なんで喋ってんの?!


「あ、な、なんで」


私は口を閉じることもできないくらいびっくりし過ぎて固まっているってのに、京極はペットボトルに耳を当てて首を傾げたりなんかしている。


例えペットボトル越しでも、あんな風にピタッと顔くっつけるなんて……私には無理……


「ちょ、それよね? 今喋ったの」

私は後ずさりながら眉をしかめた。
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