みんなの冷蔵庫(仮)2
「最近やってても、やってなくても、関係なくあなたはエロい気がします」


ナメクジが、それはそれはキッパリとした口調で言った。


ナメクジよ、よく言った。


私はナメクジとハイタッチでもしたい気分になった。

キモいからしないけど。


「エロい事は罪か?」


京極が真顔で私達(私と、段々体が小さくなってきたような気がする、ペットボトル内のナメクジ)をゆっくり交互に見つめた。


「変、か?」


京極はそう言って小首を傾げた。
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