みんなの冷蔵庫(仮)2
三杯目のおかわりを注ぎに二人共立ち上がった時、入り口にお客さんが入ってきたことを告げる店独特のチャイムが鳴った。
なんとなく目を向けた。
目が合ったと思った瞬間には、もう凄いスピードでテーブルのすぐ側に来ていた。
「くららさん、野崎さん! 何やってるんですか」
佐田さんは叱るようにそう言うと、バツが悪そうに顔を見合わせる私達を呆れたように見た。
「あの女チクったな」
野崎さんがそう毒づくと、佐田さんはじろっと目だけを野崎さんに向け、睨み付けた。
なんとなく目を向けた。
目が合ったと思った瞬間には、もう凄いスピードでテーブルのすぐ側に来ていた。
「くららさん、野崎さん! 何やってるんですか」
佐田さんは叱るようにそう言うと、バツが悪そうに顔を見合わせる私達を呆れたように見た。
「あの女チクったな」
野崎さんがそう毒づくと、佐田さんはじろっと目だけを野崎さんに向け、睨み付けた。