【流れ修正しつつ更新】流れる華は雪のごとく



金銀の中に、五色の光が見えた気がした。

それはきっと幻だろうと分かっていた。


全ての者の記憶が、消え、そして生まれるだろう。






彼女がいない世界。



皆が“普通に”生きる世界。



塗り替えられていく。




そこに“彼女”だけを、残して──────。







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