クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
エレベーターが二階につき、向日葵は説明を終えた。
白、青、翼、昴は一気に色んなことを言われて多分混乱してる。
4人が理解出来ないまま、陽向の病室についた。
向日葵「…お前らは俺が陽向に説明し終わるまでしゃべるな。」
俺らにそう釘をさして、向日葵は病室をあけた。
中に見えたのはベッドで横になってる黒髪に青メッシュの男、陽向だ。
倉庫にいなかったから陽向といると思ってたが、琥珀は見当たらない。
陽向は向日葵の姿を見て、わかりやすく顔を緩める
陽向「向日葵!遅い!!
昼過ぎには来るっていったのに、もう1時とっくに過ぎてるよ」
向日葵「…悪い。
それより、琥珀は?どこいったんだ??」
陽向「あぁ、さっき飲み物買いに行ったからそろそろ戻って来るんじゃない?」
ああ、飲み物買いに行ってたからいなかったのか。
ガーッ
ノックなしに扉があいた
琥珀「!
あぁ、やっと来たのか。」
一瞬驚いたように俺らを見たが、すぐに無表情になり陽向と向日葵の元へ向かう
陽向「あ、おかえり。」
琥珀「あぁ。」
陽向「…で、後ろの人たちは?
向日葵が言ってた人たち??」