クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
矢口輝 side
ク「矢口!こっち!!」
ク「矢口!!これ運んで!!」
めんどくさい体育祭が終わって約1週間がたった今日、今から2時間程前に文化祭が始まった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
神楽「やっと文化祭だねぇ〜!」
葉亮「文化祭とか面倒なだけだろ」
彼方「そういや、葉んとこは何やんだ?」
葉亮「俺んとこ?
あー…お化け屋敷??だったはず?」
伊織「なんで疑問系なんだよ」
葉亮「いや、俺何もしねーし。
勝手に決まってんだから知らねぇよ」
そんなくだらないやり取りをしながら、いつも通り俺たちは屋上にいた。
〔ピンポンパンポーン〕
その時、突然放送が始まった。
〔あー、今日は文化祭だがくれぐれも喧嘩はしないよーに。
尚、ミス&ミスターコンテストは後夜祭に行う為、体育館に集まるように。
んじゃ、あと30分後から恋遊祭スタート!〕
〔ピンポンパンポ~ン〕
早口で捲し上げた瞬也の放送で文化祭である恋遊祭が始まった。
…それにしても、適当だよな
たったこれだけで文化祭の始まりかよ。
他がどうかは知らないがこれが適当だと言うことはわかる
…まぁ、面倒がないし早いから特に不満はねぇけどさ。
そして俺らはこの放送で各自クラスに向かい、準備をし、今はアニマルカフェの営業中だ。